薄紙を剥ぐように

羽根さんのブログで紹介されていたアニメ「イヴの時間」。

ブログを読ませていただいている時から胸がザワザワしてきました。
「これは是非とも観なくては!」と思ったものの、なかなかその勇気がでませんでした。

今日やっと「観よう!」という気持ちになって、全6話を一挙に観ました。

このアニメは未来のたぶん日本。
ロボットが実用化されて久しく、アンドロイドが実用化されて間もない時代が舞台のお話です。

羽根さんと同じく第4話の旧型ロボットの経緯が明らかになるシーンで、とても強い感情に襲われました。

やってきたのは
「さんざん利用するだけ利用されて、利用価値がなくなったら最後は捨てられる。」
「信じても裏切られる。」
(と、今こう書いているそばから胸がザワザワします。)

数年前自分で一番最初に思い出した(?)過去世が、まさにそうでした。
呪術の能力があったが故に権力者に脅され、家族や村人の安全と引き換えに遠く離れたお堂に隔離され、権力者の言いなりになって呪術を行い、その度に罪悪感を持ったこと。
安全だと思っていた家族が、実は争いに巻き込まれ既に亡くなっていたことを聞かされた上、斬られ、お堂に火を放たれての最期。

そして次によみがえってきたのは3才の頃の出来事でした。

休日に具合の悪くなった弟を連れて母は病院へ。
私の面倒をみるように言われた父は、当時住んでいた自宅(団地)の目と鼻の先にある砂場に私を連れていき、「ここで遊んでいるように。」と言い残して一人自宅へ戻りました。

砂場には誰もおらず、しばらくすると一人でシャベルで砂を掘りバケツに入れている私に一人のおじさんが声をかけてきました。
「お母さんが呼んでるから、一緒に行こう。」

「うん。」
なんのためらいもなく、バケツに入った砂を捨ててシャベルをバケツに入れ、おじさんと手をつないで歩き出しました。

茶色のハンティング帽を被り上着を着はおったおじさんと、ブタの顔のアップリケ部分がポケットになっているスモックにズボンの私。

途中どこかに寄ったような気もしますが、よく覚えていません。

自宅から数キロ離れたバス通り沿いにある小学校の正門前に来ると「今お母さんが来るから、ここで待っててね。」
と言って、おじさんはそのまま歩いて行きました。

言われた通りにお母さんが来るのをじっと待っていました。
けれども、いくら待ってもお母さんは来ません。
おじさんも戻ってきません。

どのくらい待ったのか、だんだん心細くなってきて涙が出てきました。

声をあげて泣いていると、学校の中から女の人が出てきて「どうしたの?」と声をかけてくれました。
「お母さんがいない。」

迷子だと思われたのか、学校内の応接室(黒いソファがありました。)に連れていかれ、「お名前は?」
「いくつ?」と、いくつか質問されました。

しばらくして「おうちの人が迎えにくるからね。」と言われ、キャンディをもらったのと初めて見る黒い皮(?)のソファに座ってご機嫌になった私の元へ、血相を変えた母がやってきました。

母の顔を見て、また涙があふれました。

自宅に戻ると父と母が言い争いを始めました。

「どうしてちゃんと見ていてくれなかったの。」
「知らない人についていくなんて思わなかった。」

なんだかよく分からないけれども、自分が悪いんだと感じました。

おじさんを信じてついていったら置き去りにされた。
来ると言っていた母も来ない。
悪いのはわたし。

この時の想いと過去世の想いが、未だ終わっていない感情として湧き上がってきたようです。
自分ではもう終わりにしたと思っていた感情が、実はまだ「悲しみ&怒り」として残っていたことに気づかされました

当時は誘拐事件が多発しており、マスコミでも連日報道されていたそうです。
私の場合は、単なる気まぐれで声をかけたのか、始めから誘拐目的だったのかは定かではありませんけれども、ひとつ間違えれば今こうしてブログを書いていなかったのかもしれません(^_^;)

そう思うと人目につきやすいバス通り沿いの、小学校の正門前で開放してくれたおじさんに感謝したい気持ちです。

おじさん、見つかりやすいところで開放してくれてありがとうございます。


なんだかまとまりにない話になってしまいました(いつものこと?)

こうして、時折意外なところで意外な感情に出会い、それを受け入れることで薄紙を剥ぐように少しづつ癒されていくのかもしれませんね。

ここまで書いて胸のザワザワがおさまりました(⌒-⌒)
最後までお読み下さってありがとうございます♪
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by setsuna-tsumugi | 2009-09-28 22:32 | エネルギー
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