言葉の妙

ある本の中で紹介されていた偉人の言葉。

常識とは、十八歳までに身につけた
偏見のコレクションのことをいう

                  ━アインシュタイン

ちなみに「常識」を辞書でひくと
「一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。」で

「偏見」は
「かたよった見方・考え方。ある集団や個人に対して、客観的な根拠なしにいだかれる
非好意的な先入観や判断。」でした。

(以上Yahoo!辞書より引用)

「共通」と「かたよった」では真逆のように感じますね。

「常識」は持ったほうが良くて(むしろ持っていなと恥ずかしい)
「偏見」を持つなんてとんでもない!みたいな。

けれども「常識」と言われているものの中には、特定の時代や特定の地域にのみ
通用するものもあるようです。
例えば「お歯黒」は江戸時代既婚女性ならば誰もが行ったもので、その当時「お歯黒を
している女性は結婚している」は常識だったといえるでしょう。

さて今、既婚女性でお歯黒をしている人は一体どのくらいいるのでしょうか?
少なくとも身近はもちろん、テレビ・インターネットなどで見たり聞いたりしている
限りにおいては、一人もいません。

お歯黒に関する常識は、今は通用しないといっても良いかもしれませんね。

江戸時代にまで遡らなくても、ここ十数年の間で常識といわれるものが随分と変わってきているように感じます。

例えば「携帯電話」や「CD」のように製品の普及によって変わる常識もありそうです。
(今は「CD」よりも「配信」かな?)

とすると、「常識」の「共通の知識・意見・判断力」は、「期間限定、エリア限定」のもの
であり、ある種の「かたよった考え・判断」とも言えそうです。

また、アインシュタインがいうところの「十八歳までに身につけた」には
両親をはじめとした周囲の大人の言動が大きく影響しているように感じます。

もちろん、両親をはじめ周囲の大人がそうするのは、自身の「常識」「信念」に
基づき、良かれと思ってのことです。

けれどもそれもまたある種の「かたよった考え・判断」かもしれません。
既に賞味期限が切れているものが含まれているかもしれません。

そしてそれがコレクションなら、好みによって取捨選択の余地がありそうです。

アインシュタイン、なかなかやるなぁ( ̄。 ̄)ホーーォ。
って、アインシュタインに対して大失礼かしら・・・(^_^;)

なんていうことをつらつら考えた週末でした。

言葉も象徴のひとつ。
そこにどんな意味、解釈を持つかによって、全く違うものになってしまうのが面白いですね(o^-^o)



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by setsuna-tsumugi | 2009-10-04 22:42 | エネルギー
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