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私とラジオ

しばらくぶりです。

先日行ったトークライブ「家城啓之演説会『私とラジオ』」から少々。
(多少表現が違っているところがあるかもしれません。)

オープニング、舞台のセットに腰掛けて微動だにしない家城さん。

しばし沈黙ののち
「・・・。最大限カッコつけてみました。」
からスタート。

4年半前からTOKYO FMの10代向け生番組「SCHOOL OF LOCK!」に
「やしろ教頭」として出演中。

それで今回のテーマとなったようです。

お話に出てきた

・前の週に大阪で行われたイベントに欠席してしまった経緯
・ラジオ番組中、失言を聴いたお母さんから届いた「お叱り&励ましメール」
・ラジオに出演することになったきっかけ
・番組内でのエピソードあれこれ

などの中で、特に印象に残っているのを2つばかりご紹介。

☆愛は恐ろしい~愛に殴られたら・・・

  これまでの経験から自分なりのこだわりや信念を持っていて
  怒りや憎しみを向けられたのなら「何くそっ」とふんばれるけれども
  自分に向けられた真っ直ぐな愛の前では(愛に殴られたら)
  それを守る為にふんばれない。
  むしろふんばる意味が分からない。
  だから愛は恐ろしい。

  *この話を聴いて、ジェラルド・G・ジャンポルスキーさんの著書の題名
   「愛は恐れをサバ折りにする」を思い出しました。

☆人になりました~芸人としての葛藤

  芸人とは「メンタルの強い者同士が、どれだけ相手をからかえるか
  どれだけからかいに耐えられるか」だと思っていたので
  (自分の中の「悪魔」と表現)
  それができない10代相手のラジオの仕事を続けることは
  芸人としての寿命を縮めることになってしまうのではないか
  (自分の中の「悪魔」がいなくなってしまうのではないか)と
  危惧していた時期もあった。

  もともと10代に興味・関心もなかったが、番組を通じて触れ合ううちに
  「番組はリスナーのものである。」と感じるようになった。

  それまではイベントや街中などで「教頭!」と呼ばれると
  「いや。カリカの家城だし。」と思っていたが、こだわりがなくなった。

  自分の中の「悪魔」がいなくなったわけでもなく
  結果「人になりました。」


始まって早々地震があり、客席がざわついたものの
全く意に介する様子もなく、話を進める家城さん。
(ご自分のエネルギーを固くしたように感じました。)

そのあたりはさすがです。

最後は「これからの芸風について」。

お笑いには「キレ芸」「リアクション芸」などジャンルがあるようですけれども
家城さんとしては「感情」でいきたいそうで。

策としては、この話を聞いた
  Aさんがネットに「家城の芸風はどうやら『感情』のようだ。」と書き込む。
  それを見たBさんが「私もそう思う。」と賛同。
  そしてCさんが「私はそう思わない。」と反論。
  一連の流れを見ていたDさんが「よく考えてみたら私も「感情」だと思った。」と
  書き込む。
  ・・・・。
を繰り返していくことで
「家城=感情」が定着し、結果笑いのハードルが下がるとか(^_^;)

口コミの力は大きいようです・・・。


来月のテーマは「私と犬」。
こちらも楽しみです♪

6月にはカリカ単独ライブ「魔王コント〜あなたは魔王を殺せますか〜」もあります。
こちらは「小さくなった悪魔を元のサイズに戻して行う唯一の仕事」だそうです。
マニフェストは「面白くなかったら芸人やめます(やしろのみ)」とか。

もちろん行きますよ♪


ps:今日3月17日は、カリカのデビュー記念日だそうです。(97年デビューです。)
   おめでとうございます♪(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・
by setsuna-tsumugi | 2010-03-17 23:43 | お笑い
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